アプリケーションの実装 - Asakusa DSL

Asakusa Frameworkでアプリケーションを作成するには、 Asakusa DSLで処理の流れや処理の本体を記述します。

DSLの構成

Asakusa DSLは3種類のDSLで構成されています。

Operator DSL

Operator DSLは「演算子」と呼ばれるデータフロー処理の最小単位を記述するDSLです。 それぞれの演算子では単一のデータを表す「レコード」や、それらをグループ化した「グループ」に対する処理をJavaのプログラムとして記述できます。

Flow DSL

Flow DSLは演算子を組み合わせてデータフローの構造を記述するDSLです。 このDSLではデータフローの構造を非循環有向グラフ (Directed Acyclic Graph: DAG)を構造の通りにそのまま記述できます。

Batch DSL

Batch DSLはデータフローを組み合わせて複雑なバッチ処理の流れを記述するDSLです。 それぞれのデータフローを処理する順序を、依存関係のグラフ構造で記述できます。